伊仙町公式サイト ホーム > わきゃ町のすがた:町長あいさつ
新年あけましておめでとうございます。年頭にあたり町民の皆様と共に輝かしい新春を健やかに迎えられました事をお慶び申し上げます。さて、伊仙町では昭和37年1月1日伊仙村から伊仙町へ町制が変わり、本年は伊仙町町制施行50周年という記念すべき節目の年を迎えたところであります。昨年は、宮城県牡鹿半島沖を震源として発生した東北地方太平洋沖地震(日本における観測史上最大規模)がまだ記憶に新しいところでございます。死亡・行方不明者が一万九千人余り、被害額も16兆~25兆円と推定され過去に類を見ない劇的な被災状況であります。ここに改めて亡くなられた方々の御冥福と被災された皆様方に心からお見舞いを申し上げます。奄美地方では異常気象が続き、つい最近徳之島町轟木集落で起きた竜巻など、たび重なる集中豪雨や季節はずれの台風襲来で農作物にも深刻な影響を受け、基幹作物のさとうきびは大幅な減収が見込まれています。このように自然災害の恐ろしさがいつとなく迫っています。
一方、国際経済に目を転じますと、TPP(環太平洋経済連携協定)問題が浮上。現政権はこれに参加する意向を表明、賛否両論はありますが、さとうきびや畜産には大打撃を受けるということでTPP参加反対島民総決起大会を開催、昨年米軍普天間基地移設徳之島案がマスコミ等を通じて報道され、島民が一致団結し、一万五千人集会を開くなど一丸となって反対運動を展開したことを思い起こし、徳之島三ヶ町が強い意志をもち、断固反対を貫き子々孫々未来の子ども達のためこの島を守って行くのが我々に課せられた使命でもあります。 「共に創ろう躍進する輝く伊仙町」をスローガンに100項目のマニフェストを政策の目標に掲げ、町民総親和・住民参加型の町政を模索、その着実な実践に向け、全力で取り組んでいきます。過去に長寿世界一を2人輩出し、子宝日本一の栄誉を合わせ持つ「健康・長寿子宝の町、人情豊かなもてなしの町」の構築、少子高齢化が進む日本社会の中、モデル地域として全国が注目し、だれもが行ってみたい町・住んでみたい町づくりを目指します。このように、人口の増加する町としてU・Iターン者の定住が可能になるよう、安心して暮らせる環境づくりのため「住宅政策・空家対策」を促進させ整えます。又、子宝の町として次世代を担う子ども達の健やかな成長を願い、児童福祉向上に資するための子育て支援「出産祝金」の支給や共働き家庭の手助け「預かり保育」の実現など、きめ細やかに進めます。
農高跡地問題については、本年4月払い下げに向け、手続き中であります。これと平行して議会が率先し、大島養護学校分校の誘致に向けて動き出し、全郡議員大会にも提案、決議するなど大きく前進しました。このことは画期的な事柄であり、伊仙町に明るい夜明けが訪れたと言っても過言ではありません。農政面においては「農業生産額50億円達成」を目標に農林水産業に加工・販売を融合させた第6次産業の確立、土づくりの推進、基幹作物であるさとうきびの単収向上、畜産の振興は勿論、亜熱帯の気象条件を生かした付加価値の高いマンゴーやたんかん、さらには赤土バレイショ、ショウガ、ゴマ、南瓜など高収益性の作物栽培を推奨します。又、これらに加え徳之島コーヒーやボタンボウフウ(別名長命草)の栽培も育苗から実証栽培へと移行し、軌道に乗ってきました。特にボタンボウフウについては試験出荷にこぎつけました。
平成20年8月にオープンした「徳之島交流ひろばほーらい館」も昨年12月には入館者40万人を達成、徳之島全島から多くの方々が来館され、健康増進と交流・憩いや語らいの場、徳之島の新しい南の拠点として盛況になって参りました。又、直売所「百菜」も地産地消を基軸に、長寿食や無農薬という付加価値の高い農作物を、昨年町内全域において敷設整備された光ファイバー網を駆使し、全国に販売発送する魅力あるスペースとして高い評価を受けています。更に平成23年度に実施された“直売所甲子園2011”では全国から16直売所が選ばれ、決勝戦進出に決定、その中に伊仙町の直売所「百菜」も離島での本格的食の拠点誕生という形で出場するなど、その快挙を成し遂げました。
昨年度実現の運びとなった徳之島地域文化情報発信施設整備事業も道の駅整備(効果促進事業)で進行中の駐車場整備と合わせ、闘牛関係者や徳之島で活躍する若い青年層の意見を集約取り入れた実施設計段階から4月の本格的着工に向け諸々の準備を進めているところでございます。徳之島の代表的な伝統行事「闘牛」や町指定文化財「目手久八月踊り」など特徴的な伝統文化の保存継承を行うとともに、これら今に生きる文化の活用と情報発信を「道の駅」と一体となって整備することにより、徳之島の観光拠点施設として来訪者の地域の回遊や体験型観光など、地域住民との交流を図り、魅力ある観光地の形成を目指します。
今後共、「長寿と子宝の町」・「人情豊かなもてなしの町」として更に情報発信し、町勢発展のため、職員一同一丸となって、全力投球で頑張っていきます。町民の皆様の尚一層の御協力と御支援をお願い申し上げます。最後になりましたが、皆様方の御健勝と御多幸をお祈り申し上げ、私の新年の挨拶といたします。
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