「離島版エコ農業パーク事業による地域循環共生圏構築事業」に係る公募型プロポーザル実施について
1 目的
伊仙町は、全国平均の約2倍にもなる日本一の出生率と世界最高年齢を誇る「健康・長寿と子宝のまち」として知られているが、「健康・長寿と子宝の町」にも人口減少の波は押し寄せており、1955年と比較すると41.8%まで減少している。一方で、本町が取り組んできた取り組みによりI・Uターン者が増加し、人口減少の度合いが緩やかになっている。2017年には「転入」が「転出」を上回り、本町に外部から流入する人口が増加している。
こうした流れを加速化していくために、交流人口と移住・定住人口を増やし、町民との一体感を持った離島振興事業に依存しない自立した離島地域社会の構築を目指す。
具体的には、「農業・畜産業の経営安定化、低労働力化、高収益化」、「世界自然遺産登録を踏まえたごみの減量化とリサイクルの推進、ダイオキシン対策」が必要である。これらの課題を同時に解決する事業として、「離島版エコ農業パーク事業」を検討する。検討内容の概要は以下の通りである。
- 畜産業においては「キャトルセンター」を整備し「子牛育成の労働力軽減と市場性の高い子牛の育成」、農業においては「育苗施設」を整備し「収穫量が高く、害虫の影響を受けない栽培方法の導入」する。
- 畜産業と農業が連携した牛糞の堆肥利用のシステムを構築し、「島外から調達している化学肥料の削減による島内で資金・資源循環の強化」、「処理困難物となっている化学肥料梱包材(プラスチック)資材調達から島内での資源循環によるコスト低減」する。
- 牛糞の堆肥利用システムに町民が分別する生ごみを組み込み、「町民との一体感を持った生ごみの堆肥化」をする。
2 委託業務の概要
- 委託業務名
「離島版エコ農業パーク事業による地域循環共生圏構築事業」に係る業務委託(以下、本業務と略記する)
- 業務内容
別紙「離島版エコ農業パーク事業による地域循環共生圏構築事業」に係る業務委託仕様書」のとおり
- 委託期間
委託契約締結の翌日から令和3年2月26日
- 支払条件 業務完了後一括払い
- 事業費限度額 9,922,880円(消費税及び地方消費税を含む。)とする。なお、見積書の金額が事業費限度額を超過した場合は失格とする。
- 契約方式 プロポーザルにより選定した事業者を相手方とし、地方自治法施行令第167条の2第1項第2号の規定による随意契約とする。
- 特記事項 本業務は、令和2年度二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金(脱炭素イノベーション による地域循環共生圏構築事業のうち、地域の多様な課題に応える脱炭素型地域づくりモデル形成事業)を利用して行うものである。
3 委託予定者選定方法
企画提案書等の公募によるプロポーザル方式により選定する。
4 参加資格
参加資格は、次の各号に掲げる条件を全て満たすものとする。
- 地方自治法施行令(昭和22年政令第16号)第167条の4第1項の規定に該当しない者
- 会社更生法(平成14年法律第154号)及び民事再生法(平成11年法律第225号)に基づき、更生手続き開始の申立てがなされていない者
- 租税を完納している者
- この公告の日から審査完了の日までの間に、本町から指名停止の措置を受けていない者
- 本業務を一括再委託しない者
- 本業務と同様の事業を受託した実績を有していること
- 九州地方に本店または支店があり、伊仙町で行う打ち合わせ等に出席できること
5 スケジュール
公募開始 令和2年10月6日(火曜日)
質問受付期限 令和2年10月9日(金曜日)17時まで
質問に対する回答 令和2年10月13日(火曜日)
参加申込受付期限 令和2年10月15日(木曜日)17時まで
企画提案書等提出期限 令和2年10月20日(火曜日)17時まで
審査結果通知(予定) 令和2年10月27日(火曜日)
※上記日程は変更する場合があります。変更する場合は、事前に連絡します。
6 質問の受付及び回答
このプロポーザルに関する質問の受付及び回答の方法は、次のとおりとする。
1.質問の受付
ア.受付期限 令和2年10月9日(金曜日)17時まで(必着)
イ.提出方法
電子メールにてメール本文に質問内容を記載し(ファイル添付は受け付けない)提出すること。メール標題は「質問:脱炭素イノベプロポーザル」とし、必ず電話にて 受理の確認をすること。
ウ.提出先 きゅらまち観光課(以下「主管課」という。)
kyuramachi01@town.isen.kagoshima.jp
2.質問の回答
受け付けた質問に対する回答は、令和2年10月13日(火曜日)までに質問者に対して電子メールにて回答する。
7 参加申込書の提出
- 提出書類
ア.公募型プロポーザル参加申込書(様式第1号):1部
イ.会社概要(様式第2号):1部
ウ.実績調書(様式第3号):1部
エ.その他添付書類:各1部 1.実績調書に記載された業務の契約書(写し)
- 提出期限
令和2年10月15日(木曜日)17時まで(必着)
- 提出場所
主管課
- 提出方法
郵送のみの受け付けとし、持参は認めない。郵送の際は、郵便書留等により履歴が残る方法を取ること。提出期限を過ぎた場合一切受け付けない。
8 企画提案書等の提出
この公募型プロポーザルに参加する者は、次の要領で企画提案書等を提出すること。ただし、提出期限までに企画提案書等の提出を行わない者は、参加申込書の提出あったとしても、審査対象から除外する。
- 提出書類
ア.企画提案書(※様式は自由)
イ.企画提案書(本編※様式は自由)
ウ.経費見積書(様式第4号)及び見積内訳書(※様式は自由)
エ.統括責任者および業務実施体制(様式第5号)
オ.その他添付書類:各1部 ①商業登記簿謄本(原本)3箇月以内に発行されたもの ②印鑑証明書(原本) ③決算書(財務諸表等)直近3年分 ④国税及び県税並びに市町村税に未納がないことの証明書
- 提出期限 令和2年10月20日(火曜日)まで必着
- 提出部数
正本:1部、副本5部
- 提出場所
主管課
- 提出方法
郵送のみの受け付けとし、持参は認めない。郵送の際は、郵便書留等により履歴が残る方法を取ること。提出期限を過ぎた場合は、一切受け付けない。
9 審査及び選定方法
審査等については次のとおりとする。
- 選考方法
審査を行うため、「審査会」を設置する。なお、審査は非公開とし、評価、採点に関する問い合わせや異議は一切受け付けない。
- 審査方法 審査会において、提案書及び見積書の書類審査を行う。審査の結果は、令和2年10月27日(火曜日)17時までに電子メールで通知する。
- 選定方法
評価基準書により審査を行い、最も評価点の高いものを第一優先交渉権者とする。 ①選定にあたり、評価点が同点のものが2社以上あるときの対応 ・見積価格が異なる場合、見積価格が低い者を上位とする。 ・見積価格が同じの場合、審査委員長の審査を基に上位者を決定する。 ②有効な企画提案者が1社のみのときは、平均評価点が70点以上であり、審査会が適正な提案と判断する場合は、第一優先交渉権者とする。
10 契約締結
契約内容及び契約金額は、第一優先交渉権者とさらに業務実施方針や手法等について協議・調整を行い、正式に決定したうえで随意契約により契約を締結する。なお、第一優先交渉権者との交渉が不調に終わった場合は、次点とされた者と交渉する場合がある。
11 失格事項
参加事業者が次のいずれかに該当する場合は、失格とする。
- 参加資格の要件を満たさなくなった場合
- 提出書類に不備があると主管課が判断した場合
- 提出書類に虚偽の記載があった場合
- 第三者の著作権等の権利を侵害する提案があった場合
- 審査の公平性を害する行為及び提案にあたり、著しく信義に反する行為があった場合
- その他、本要領に定める手続きを遵守しない場合
12 その他留意事項
- 本プロポーザルに要する一切の経費は、提案者の負担とする。
- 企画提案書は、1社1案とする。
- 提出書類は、日本語を用いるものとし、通貨は日本円とする。
- 書類提出後の提案等の修正または、変更は一切認めない。
- 提出された書類は返却しない。ただし、提出書類は提出者に無断で他の業務等に使用しない。
- 選定に関する異議は一切受け付けない。
- 本事業の成果物等にかかる権利は、伊仙町に帰属する。
13 担当部署(書類等提出先)
きゅらまち観光課担当:栄拓磨
鹿児島県大島郡伊仙町伊仙1842番地
e-mail:kyuramachi01@town.isen.kagoshima.jp

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